マルチ安打を記録したカブス・鈴木誠也(写真=GettyImages)

● ナショナルズ 1-7 カブス ○
<現地時間6月6日 ナショナルズ・パーク>

 シカゴ・カブスが東地区4位ナショナルズとの敵地3連戦を勝ち越し。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、9試合ぶりのマルチ安打を記録した。

 1勝1敗で迎えたカード最終戦。カブスは初回、3試合ぶりスタメン復帰のカイル・タッカーがナショナルズ先発の右腕アービンから二塁打でチャンスを作り、続く鈴木は三球三振に倒れるも、ピート・クロー・アームストロングが中越えの16号2ランを放って先制。この一発でクロー・アームストロングは53打点目を挙げ、鈴木に追いついてナショナル・リーグ2位に浮上した。

 3点リードに拡大した2回表、鈴木はなおも一死一、二塁という好機で第2打席を迎えるも二飛で凡退。続くクロー・アームストロングも二ゴロに打ち取られ、ともに打点を挙げることはできなかった。

 それでも、鈴木は4回表の第3打席で内角高めいっぱいのシンカーを捉えてレフト前に運び、2試合連続安打をマーク。6回表の第4打席では2番手右腕ラトレッジから右前安打を放ち、5月25日のレッズ戦以来となる複数安打を記録した。

 カブスは左腕ドリュー・ポメランツのオープナー起用が功を奏し、過去2登板で計12失点を喫した右腕コリン・レイが2回から7回途中まで無失点投球を披露。打線も先発全員の計15安打と噛み合いを見せ、7カード連続の勝ち越しを飾った。

 この試合の鈴木は4打数2安打、1四球、1三振という内容。今季成績は打率.270、14本塁打、53打点、OPS.883となった。なお、ナ・リーグ打点1位で並んでいたピート・アロンソ(メッツ)が同日のドジャース戦で2打点を記録し、MLB全体トップに浮上。鈴木はクロー・アームストロングと並び、ナ・リーグ2位に後退している。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】「ABEMA」がMLBを生中継
日本人選手の活躍を無料で視聴できる!

ABEMA × MLB2025

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2025シーズンのMLB公式戦を無料生中継! 平日のドジャース戦全試合を含む、レギュラーシーズン485試合を生中継で楽しむことができます。また、試合の名場面を試合終了後から楽しむことができる「ハイライト映像」も無料で視聴可能。

プレミアム会員なら一部のプレミアム限定配信試合も見放題で楽しめるほか、試合後1週間いつでもフル映像を視聴可能。さらに、みんなで観戦を楽しめる「コメント機能」、試合途中でも最初から視聴できる「追っかけ再生」など機能も充実。

スマホ、PC、タブレット、TVなどマルチデバイスでどこでも観戦できる「ABEMA」でMLBを堪能しよう!

POINT

大谷翔平をはじめ日本人選手が活躍するMLBを無料で視聴可能! TV視聴も可能!

② プレミアム会員なら有料試合も見放題。コメント機能や追っかけ再生で楽しみ方も充実!

③ ABEMAプレミアムは広告なし見放題(月額1,080円)広告あり(月額580円)から選べる!

もっと読む