○ ジャイアンツ 3-2 パドレス ●
<現地時間6月5日 オラクル・パーク>
サンディエゴ・パドレスが同地区3位ジャイアンツに2連敗。3番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は1回無失点という投球だった。
2勝1敗で4連戦の最終戦を迎えたパドレスは3回表、3番マニー・マチャドが通算350本塁打となる8号2ランを叩き込み、ナ・リーグ最多7勝の左腕レイから先制に成功。ところが、直後の3回裏に先発右腕ディラン・シースが一死満塁のピンチを招くと、5番アダメスの犠飛で1点を失い、6番スミスに2点適時二塁打を浴びて逆転を許した。
打線はジャイアンツ投手陣の前に苦戦が続き、1点を追う9回表に守護神ドバルから一死一、二塁と好機を作りながらも、6番イグレシアスが遊ゴロ、7番ジェーク・クロネンワースが空振り三振に倒れて連日の逆転負け。同地区4連戦を2勝2敗の五分で終え、地区首位ドジャースとの差が2ゲームに広がっている。
1点ビハインドの8回裏に登板した松井は、先頭の5番アダメスを初球で二飛に打ち取ると、逆転打の6番スミスを外角いっぱいのフォーシームで見逃し三振。7番エンカーナシオンも中飛とし、わずか10球で2登板連続の三者凡退に抑えた。今季26戦目を終えて成績は1勝1敗2ホールド、防御率3.24となっている。