◆ 古巣復帰翌日の非情通告
現地時間7日、アトランタ・ブレーブスはクレイグ・キンブレル投手(37)をDFAとし、メジャー40人枠から外す措置を取ったことを発表した。
今季16年目のキンブレルは今年3月にマイナー契約でブレーブスに加入すると、現地6月6日に今季初昇格。同日のジャイアンツ戦で14年ぶりとなるブレーブスでの復帰登板を果たし、2番手として7回裏の1イニングを無失点に抑えた。ところが、翌7日の試合前にDFA。古巣での戦いはわずか一夜で終わりを告げた。
キンブレルは2007年のドラフトでブレーブスの球団33巡目指名を受けるも入団を拒否し、翌2008年に同じくブレーブスの球団3巡目指名でプロ入り。2010年にMLBデビューを飾ると、翌2011年にはリーグ最多46セーブを挙げて新人王に輝き、同年から4年連続でセーブ王のタイトルを獲得した。ブレーブスに所属した5年間で球団最多の通算186セーブを記録。2015年にパドレスへ移ってからレッドソックス、カブスなど8球団を渡り歩き、MLB歴代5位の通算440セーブをマークしている。