● カージナルス 3-7 ドジャース ○
<現地時間6月8日 ブッシュ・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが敵地3連戦でのスイープ負けを阻止。クレイトン・カーショー投手(37)が5回1失点と好投し、今季初勝利を挙げた。
ここまで2戦合計わずか1得点と決定力不足に悩むドジャースは2回表、一死一、二塁の好機から元カージナルスの8番トミー・エドマンが先制の中前適時打を放つと、9番の金慧成が右翼線への2点適時三塁打で続き、この回一挙3点をリード。4回表にもエドマンが適時二塁打を放ち、先発カーショーを援護した。
今季5戦目のマウンドに上がったカーショーは4回まで無失点の好スタート。4点リードの5回裏に1点を返され、なおも二死二、三塁とピンチを背負ったが、最後は3番ドノバンを三球三振。5回82球を投げて1失点、今季最多の7奪三振と好投を見せ、2008年のMLBデビューから18年連続となる勝利を飾った。
その後ドジャースは、7回表に2番ムーキー・ベッツの9号ソロでリードを拡大。直後に1点を返されるも、8回表にエドマンの犠飛など2点を加え、カージナルスを突き放した。8回裏を左腕タナー・スコットが三者凡退に抑え、9回裏は右肩痛により開幕に出遅れていた右腕マイケル・コペックが今季初登板。走者を出しながらも無失点で締め、連敗をストップさせた。