◆ 術後最多44球で6K快投
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間10日、敵地ペトコ・パークで行われるパドレスとの試合前練習にてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。
現地31日から悪天候や、試合中に受けた死球の影響でスライドが重なり中9日。パドレス側ベンチからダルビッシュ有が見守る中で術後3度目の実戦マウンドに上がった。3イニング想定でマイナーに所属する打者と11打席対戦。ここまでの実戦登板で最多となる44球を投じ、安打性の当たりはわずか1本、1四球、6奪三振という投球だった。
大谷は2023年9月に自身2度目となる右肘手術を受け、ドジャース加入1年目の昨季は打者に専念。昨季途中からリハビリを進めていたが、ワールドシリーズで左肩の亜脱臼を負い、シーズン終了後の11月に左肩関節唇の修復手術を受けた。今春のスプリングトレーニングからブルペン投球を再開し、現地5月25日に初めて実戦練習に登板。7月中旬のオールスターゲーム後、シーズン後半戦での投手復帰が見込まれている。