◆ 8戦連続ノーアーチ、ドジャースは6回二死から撤退戦に
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間10日のパドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。7試合連続安打を記録したが、大量ビハインドの6回途中からベンチに退いた。
パドレス先発は昨季14勝を挙げた右腕シース。初回の第1打席はカウント2-2から低めのカットボールで空振り三振を喫した。3回表、一死一塁での第2打席は低めの初球スライダーで二ゴロ。走者入れ替わって一塁に残った大谷は連続四球で三塁まで進んだが、4番テオスカー・ヘルナンデスが空振り三振に倒れ、得点には繋がらなかった。
4点ビハインドの5回表、一死走者無しでの第3打席は、低めのナックルカーブに再び初球打ちを試み、右前安打で出塁。3番フレディ・フリーマンの安打で二死一、三塁と好機を作ったが、ここでもテオスカー・ヘルナンデスから決定打が出なかった。
ドジャースは2番手右腕マット・サウアーが13被安打、9失点と打ち込まれ、6回二死で早くも白旗。野手のキケ・ヘルナンデスがマウンドに上がり、この際に大谷は途中交代となった。
この試合3打数1安打、1三振という内容で、今季成績は打率.292、23本塁打、OPS1.011。6月2日のメッツ戦から今季最長の8試合に渡って本塁打無しとなっている。