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セ・リーグ

巨人、打順の組み方に試行錯誤 工藤公康氏「どれくらいチャンスを作れるかが一番大事」

巨人・阿部慎之助監督 (C)Kyodo News

 11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ソフトバンク-巨人』でスペシャルゲスト解説を務めた工藤公康氏が、巨人の打順について言及した。

 巨人は岡本和真が故障で離脱した後、打順の組み方で苦労している。工藤氏は「色々阿部監督も考えて打順を変えたりしてはいるんですよ。やってはいるけれど、その時の打線の状態であったり、つながりがなかなか持てなかったり、チャンスがあってもなかなか得点ができないとなってくると、打線が不振だとかいろんなことを新聞とかで言われてしまう。あまりそこは考えないで、やった方がいいのではないかなと僕は思っています」と指摘。

 「大事なのはチャンス。みなさん1本出ないと、今日は1本出ませんでしたというんですけど、1本出ていたら全部勝っているからという話なので、どれくらいチャンスを作れているかというところが一番大事なんですよ」と自身の見解を述べた。

 この日、5番でスタメン出場した岸田行倫が先制の適時打を放った。工藤氏は「こういうところなんですよね。岸田くんが5番じゃないですか、普通だったらキャッチャーは7番、8番になりがちなんですけど、阿部監督が5番にしたところがチャンスで1本出たというところですよね」と話していた。

 巨人は11日のソフトバンク戦、打線が11安打7得点を奪い勝利した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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