◆ 10球目での適時打に高木氏「四球かなと思ったが、決めにかかった」
広島は11日、ロッテとの交流戦2戦目を6-2で勝利した。延長12回、一死満塁で矢野雅哉が10球目で適時打を放ち、決勝点を挙げた。
矢野の粘りの打撃に、11日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した高木豊氏は「矢野といえば粘って粘って粘って。だから四球かなと思ったが、決めにかかった」と語ると、館山昌平氏は「内角へのカットボールは非常に力もあったし、スライダーもあるので相当ストライクゾーンを広く待っていたと思う。2ストライクアプローチしていて絶対ファールか自分で決めてやるぞというこの気持ち、本当に見逃しはしないぞというこの粘りがすごかった」と称賛した。
さらに高木氏が「粘っていると、前に飛ばないから打者も焦ってくる。でも矢野は飛ばせる技術が身についた」と分析すると、谷沢健一氏は「ノーステップ打法で、頭が動かない。だから目がそのポイントをしっかり見つめている、そういう打撃の技術が身についてきている。投手にとっていやらしい打者」と評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』