◆ 59試合目でチーム12個目の完投
日本ハムがヤクルトに勝利。今季交流戦初のカード勝ち越しを決めた。
先発の加藤貴之は初回、3安打を許すも1失点で踏ん張る。4回に2点目を失ったが、5回以降は打たせて取るピッチングで完投。108球7安打2失点の内容で今季4勝目を挙げた。日本ハムは59試合目にしてチーム12個目の完投となった。
この日の加藤の投球について、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説者として出演した館山昌平氏は「とにかくピッチングがうまい」と評価。球数を抑えられた理由については、「インサイドのスライダー系でファウルを打たせてカウントを稼いでいる。見逃しや空振りを狙うというよりはファウルでカウントを整えていく。内を厳しく攻めているので外のボール球もストライクに見えてしまう。意味のあるボール球が非常に多い。だから球数を少なく抑えて完投することができた」と解説した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』