● パドレス 2-5 ドジャース ○
<現地時間6月11日 ペトコ・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区パドレスとの敵地3連戦を勝ち越し。ナショナル・リーグ西地区首位の座を守り、3位パドレスとの差を2ゲームに拡大している。
1勝1敗で迎えた首位攻防カード最終戦。ドジャースは先制こそ許したものの、先発を務めた右腕ベン・カスペリアスが4回1失点と試合を作るピッチング。5回表にマイケル・コンフォートが4号ソロを放ち、1対1の同点に追いついた。
さらに6回表、4番手右腕エストラダから二死一、二塁と好機を作ると、テオスカー・ヘルナンデスが中堅バックスクリーンへ11号3ラン。6月打率.083と不振に苦しむ中、5月21日のダイヤモンドバックス戦以来、19試合ぶりとなる一発を叩き込み、勝ち越し点をもたらした。
2点リードの7回裏、5番手右腕マイケル・コペックが3者連続四球を与え、一死満塁とピンチを招いて降板するも、左腕アンソニー・バンダが2番アラエスを一飛、3番マチャドに対してはカウント3-0としながらも遊ゴロに打ち取り、火消しリリーフに成功。8回裏は7番手左腕タナー・スコットが三者凡退で繋いだ。
9回表には大谷翔平が三塁打でチャンスを作り、ウィル・スミスの適時打で3点リードに拡大。9回裏を8番手左腕アレックス・ベシアが三者連続三振で締め、同地区カード勝ち越しを収めた。