● パドレス 2-5 ドジャース ○
<現地時間6月11日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスが地区首位ドジャースとの本拠地3連戦を負け越し。4番手としてリリーフ登板した松井裕樹投手(29)は1回無失点という投球だった。
首位浮上の懸かるカード最終戦。パドレスは2回裏に押し出しで1点を先制するも、5回表に先発右腕ランディ・バスケスが8番コンフォートに4号同点ソロを被弾。続く6回表には3番手右腕ジェレミア・エストラダが4番テオスカー・ヘルナンデスに11号3ランを浴び、これが決勝弾となった。
2点ビハインドの7回表から登板した松井は、先頭の金慧成を中飛に打ち取ると、続く大谷翔平を外角低めのスライダーで空振り三振。続く2番ベッツには安打を許したが、3番フリーマンからスプリットで空振り三振を奪い、2試合ぶりの無失点リリーフを果たした。
パドレスは直後の7回裏、5番手右腕コペックから一死満塁と絶好機を作るも、6番手左腕バンダに対して2番ルイス・アラエスが一飛、3番マニー・マチャドが遊ゴロに倒れて反撃ならず。首位攻防戦を1勝2敗で負け越し、ドジャースとの差が2ゲームに広がった。
この試合の松井は1回14球を投げて1被安打、2奪三振、無失点という内容。カード初戦に続いて大谷との日本人対決を制し、MLB通算100奪三振を達成した。今季はここまで29試合に登板して2勝1敗2ホールド、防御率3.25を記録している。