○ メッツ 5-0 ナショナルズ ●
<現地時間6月11日 シティ・フィールド>
ニューヨーク・メッツが同地区3位ナショナルズにカード勝ち越し。5連勝で貯金を今季最多の「20」に増やし、30球団トップの勝率.647を記録している。
メッツは初回、ピート・アロンソの適時二塁打で幸先良く先制点を挙げると、3回裏にはフアン・ソトが2試合連発となる13号2ランを叩き込んでリード拡大。さらに、ブランドン・ニモが5回裏に11号ソロ、7回裏にも12号ソロと2打席連続のアーチを描き、試合を決定付けた。
投げては先発左腕デービッド・ピーターソンが圧巻の投球を披露。二塁すら踏ませずに6回を終え、7回表には無死一、二塁とこの試合最初のピンチを背負うも、後続を連続三振、一ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。8回表には一死二塁から中前安打を浴びたが、中堅手タイロン・テーラーの好返球により本塁生還を阻止。9回表をわずか9球で三者凡退に締め、キャリア初の完封勝利を106球、6被安打、無四球、6奪三振という内容で飾った。
この試合で先制の1打点を記録したアロンソは、6月に入ってから10試合で早くも20打点を記録し、今季通算で63打点目をマーク。試合終了時点でア・リーグ1位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に5点差、ナ・リーグ2位の鈴木誠也(カブス)には7点差をつけ、打点部門のトップを独走している。