● ロイヤルズ 3-6 ヤンキース 〇
<現地時間6月11日 カウフマン・スタジアム>
ニューヨーク・ヤンキースが連勝を収め、中地区4位ロイヤルズとの敵地3連戦を勝ち越し。アーロン・ジャッジ外野手(33)が3試合連発の25号本塁打を放った。
2桁得点で前日の試合を制したヤンキースは2回表、先頭の5番ベリンジャーが三塁打でチャンスを作り、内野ゴロの間に先制に成功。さらに二死一塁から9番オースティン・ウェルズ、1番ポール・ゴールドシュミット、2番ベン・ライスと3者連続タイムリーが飛び出し、試合前時点でMLB全体トップの防御率1.43を記録していた先発左腕ブービッチから一挙5点を奪った。
そして5点リードの6回表、ジャッジが先頭打者として第4打席を迎えると、3番手右腕クルーズの投じた球速99マイル(約159キロ)のフォーシームを右中間に弾き返し、ダメ押しの25号ソロ。この一発によりナ・リーグ1位の大谷翔平(ドジャース)には2本差をつけ、ア・リーグ1位のカル・ローリー(マリナーズ)まで1本差に迫っている。
ジャッジは8日のレッドソックス戦で2本塁打を放つと、前日のカード初戦では飛距離469フィート(約143メートル)の特大アーチを描き、この試合で今季初の3試合連続本塁打をマーク。今季成績を打率.394、25本塁打、59打点、OPS1.269とし、既に1位に立っている打率と打点に加え、本塁打部門でもトップを射程圏内に捉えている。