○ カブス 3 - 2 パイレーツ ●
<現地時間6月12日 リグリー・フィールド>
カブスの鈴木誠也外野手(30)が12日(日本時間13日)、本拠地でのパイレーツ戦に「3番・指名打者」でフル出場。6回の第3打席に貴重な17号ソロを放ち、チームの勝利に貢献した。
初回、二死無走者でパイレーツの先発左腕・ヒーニーと対戦。初球の直球を捉えたが、打球速度106.5マイル(約171キロ)の痛烈なライナーは二塁手に好捕された。
一死一塁だった3回の第2打席は、2球目の直球に詰まらされ二飛。それでも2-0で迎えた6回の第3打席、二死無走者の場面でヒーニーの高めに浮いたチェンジアップを捉え、打球は速度103.6マイル(約167キロ)、飛距離379フィート(約116メートル)で左翼席に飛び込む17号ソロとなった。
5試合ぶりの一発で4試合連続安打をマーク。これで今季の打点数は、この日先制2ランを放ったピート・クロ―・アームストロングと並びナ・リーグ2位の「57」。63打点でリーグトップのアロンソ(メッツ)に6差に迫った。
カブスは先発右腕のタイヨンが7回途中2失点と好投。打線はピート・クロ―・アームストロングの18号2ランと鈴木の17号ソロで3点を奪った。本拠地での接戦を制し再び貯金15。鈴木は3打数1安打1打点の打撃結果で、打率は.266、OPSは.873にアップした。