◆ チーム最多勝&MLBトップ防御率も、2年連続の離脱へ
ニューヨーク・メッツは現地時間13日、千賀滉大投手(32)が右ハムストリング痛により15日間の負傷者リスト(IL)に入ることを発表した。代わって3Aシラキュースからマックス・クラニック投手(27)が再昇格している。
現地12日のナショナルズ戦に先発登板した千賀は6回表、一死から1番エイブラムスを一ゴロに打ち取るも、一塁ベースカバーに入った際に右足太ももを負傷。この時点まで1被安打、無失点と好投を見せ、結果的には白星を手にしたが、緊急降板を余儀なくされた。
千賀はMLB2年目の昨季、キャンプ中に右肩痛を負って開幕に出遅れると、シーズン初登板となった7月26日の試合で左ふくらはぎを痛めて再離脱。レギュラーシーズンでの登板はこの1試合のみに終わった。奇しくも今回と同じ、一塁ベースカバー時のアクシデントだった。
3年目の今季は見事復活を果たし、ここまで13先発で7勝3敗、73回2/3を投げて70奪三振と好成績をマーク。前日の試合で防御率を「1.47」まで低下させ、MLB全体トップに踊り出ていたが、昨季に続いて無念の離脱となった。