● ドジャース 2-6 ジャイアンツ ○
<現地時間6月13日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間13日のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」でフル出場。今季ワーストを更新する10試合、46打席に渡って本塁打無しとなった。
ジャイアンツ先発は昨季13勝を挙げたエース右腕ウェブ。1点先制を許して迎えた1回裏の第1打席は、カウント1-2から外角高めいっぱいのシンカーで見逃し三振に倒れた。
4点を追う3回裏の第2打席は、低めの初球チェンジアップで鋭いピッチャー返しを放つも、二遊間を狭めていた遊撃手の正面を捉えて遊ゴロ。6回裏の先頭だった第3打席は、カウント2-2から外角低めのスイーパーで見逃し三振を喫した。
8回裏、二死走者無しでの第4打席は2番手のアンダースロー右腕ロジャースと対戦し、カウント2-1から外角低めのシンカーを引っ掛けて二ゴロ。この試合4打数無安打、2三振に終わり、連続試合安打が8試合でストップした。
チームとして70試合を消化し、大谷はここまで打率.286、23本塁打、39打点、11盗塁、OPS.994という成績。現地2日のメッツ戦で23号本塁打を放ったのを最後にノーアーチが続いており、ナショナル・リーグ本塁打部門2位のカイル・シュワーバー(フィリーズ)に1本差まで迫られている。
ドジャースは先発した山本由伸が5回投げ切れず自己ワーストの5四球、5失点と苦しみ今季5敗目。ジャイアンツと41勝29敗で並び、単独首位の座から陥落した。