◆ 首位攻防戦で待望の一発
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間14日のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で24号本塁打を放った。
首位攻防2戦目は大谷の一発で幕を開けた。初回の第1打席、カウント2-1からジャイアンツ先発の右腕ループが投じたカットボールを振り抜くと、打球速度110.3マイル(約177.5キロ)の弾丸ライナーが瞬く間に右中間スタンドへ。今季7本目の先頭打者アーチを描き、貴重な先制点を挙げた。
大谷は5月に15本塁打を放って月間MVPに輝くも、6月2日のメッツ戦で23号本塁打を放ってから今季ワーストの10試合、46打席でノーアーチが続いていた。そんな記録に終止符を打ち、ナショナル・リーグ本塁打部門2位のカイル・シュワーバー(フィリーズ)との差を2本に拡大。日本人選手初のMLB通算250本塁打に王手をかけている。