〇 ドジャース 5-4 ジャイアンツ ●
<現地時間6月15日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間15日のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」でフル出場。5月18日のエンゼルス戦以来、約1ヶ月ぶりとなる3安打を記録し、勝利に貢献した。
ジャイアンツは当初先発予定だった左腕ハリソンがトレード成立により登板を回避し、右腕ジェレが先発登板。急きょ対戦相手の変わった大谷は初回の第1打席、外角高めの初球フォーシームを捉え、二遊間を破る中前安打で出塁。その後、一死満塁の好機を迎え、5番アンディ・パヘスの犠飛で先制のホームを踏んだ。
2回裏の第2打席はストレードの四球。1点を追う5回裏の第3打席は2番手左腕ルケーシーが投じた初球カーブを叩き、左前安打で再び先頭出塁を果たした。2番ムーキー・ベッツも安打で続き、二死二、三塁から5番パヘスの13号3ランで逆転に成功した。
2点リードの7回裏、再び先頭での第4打席は4番手左腕ミルナーと対戦。カウント1-1から内角のシンカーで一塁前方への弱いゴロに打ち取られるも、快足を飛ばして内野安打とし、この試合3打数3安打、1四球、2得点と全打席出塁の活躍。今季8度目の猛打賞をマークし、今季成績を打率.297、25本塁打、OPS1.035にアップさせた。
ドジャースはパドレスとの敵地3連戦に続いてジャイアンツとの首位攻防戦も制し、ナショナル・リーグ西地区首位の座をキープ。日本時間17日からは再びパドレスと本拠地で4連戦を行う。