◆ 首位攻防戦直後に異例の球団発表
ロサンゼルス・ドジャースは現地時間15日、大谷翔平投手(30)が翌16日(日本時間17日)の本拠地パドレス戦に先発登板することを発表した。エンゼルス所属時の2023年8月23日以来、ドジャースの選手として初のマウンドに上がる。
大谷は2023年9月に自身2度目となる右肘手術を受け、ドジャース加入1年目の昨季は打者に専念。昨季途中からリハビリを進めていたが、ワールドシリーズでの負傷によりシーズン終了後の11月に左肩関節唇の修復手術を受けた。今春のスプリングトレーニングからブルペン投球を再開し、現地5月25日に術後初めて実戦形式の打撃練習に登板。3度目となった6月10日の実戦登板では術後最多の44球を投じ、安打性の当たりはわずか1本、1四球、6奪三振という投球だった。
当初は7月中旬のオールスターゲーム後、シーズン後半戦での投手復帰が見込まれていたが、同15日にデーブ・ロバーツ監督は短いイニングを投げるオープナーとしての早期復帰を示唆。そして同日のジャイアンツ戦直後、ドジャースは球団公式SNSで翌16日のパドレス戦に先発予定であることを発表した。