◆ 右肩の回復進まず、再びノースロー調整へ
右肩インピンジメント症候群で負傷者リストに入っているロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(23)について、今季中の復帰が不透明となっているようだ。現地時間15日、MLB公式サイトが報じている。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は同15日の試合前、「もちろん彼が戻ってきてチームに貢献してくれることを期待している。しかし今年に関しては、彼抜きで編成を考えるべきだろう」と現地メディアに対してコメント。佐々木の復帰時期が未定となっている現状を明かした上、今季終了の可能性を示唆した。
佐々木は東京開幕シリーズ第2戦でMLBデビューを飾り、8試合に先発して1勝1敗、防御率4.72を記録。34回1/3を投げて奪った三振は24個、フォーシームの平均球速96.0マイル(約154.5キロ)と、その剛球は鳴りを潜めていた。
5月3日のブレーブス戦でMLB初勝利を飾ったものの、続く9日のダイヤモンドバックス戦を最後に負傷者リスト入り。5月下旬にはキャッチボールを一時再開したが、今回の本拠地カードから再びノースローでの調整となっていた。