◆ 3度目のリハビリ登板で好投
左ハムストリング痛により負傷者リスト（IL）に入っているシカゴ・カブスの今永昇太投手（31）が現地時間20日、球団傘下3Aアイオワ・カブスの公式戦に先発登板。5回途中無失点と好投し、3度目のリハビリ登板を終えた。
今永は初回から2三振を奪って三者凡退の好スタートを切ると、2回裏には四球を与えながらも、6番打者を三球三振に仕留めるなど無失点とした。3回裏には一死から四球と安打で走者を溜めたが、以降2打者続けて3球での見逃し三振と圧倒した。
4回裏にも先頭二塁打を浴びてピンチを招いたものの、後続を連続三振と左直に打ち取り、この回も無失点で切り抜けた。5回裏の先頭打者から見逃し三振を奪い、球数72球となったところで降板。4回1/3を投げて2被安打、2四球、8奪三振、無失点という投球だった。
MLB2年目の今永は東京開幕シリーズで自身初の開幕投手を務めるなど、今季8試合に先発登板して3勝2敗、防御率2.82という成績。現地5月4日のブリュワーズ戦での守備中に左太もも裏を痛め、翌5日からIL入り。6月9日にルーキーリーグで実戦復帰を果たし、以降3度のリハビリ登板で計10回1/3を無失点に抑えている。
