● ツインズ 6-17 ブリュワーズ ○
<現地時間6月20日 ターゲット・フィールド>
ミルウォーキー・ブリュワーズがツインズとの敵地カード初戦に大勝。先発登板した新人右腕ジェイコブ・ミジオロウスキー投手(23)が7回途中2失点と好投し、デビュー2連勝を飾った。
球団内4位の有望株として期待されるミジオロウスキーは現地12日、本拠地でのカージナルス戦でMLBデビューを果たし、5回無安打、無失点と好投。身長201㎝という恵まれた体格から最速102.2マイル(約164.5キロ)の速球を投げ込む鮮烈なピッチングを見せ、キャリア初勝利を飾った。
そして、中7日で迎えた敵地登板でも快投。初回から2三振を奪って三者凡退に抑えると、そのまま6回までに6奪三振を記録し、打者2巡に対してパーフェクト投球。先発投手がデビュー登板から11イニング連続で無安打に抑えるのは、MLB史上初の快挙となった。
この試合では最速102.1マイル(約164.3キロ)、フォーシームの平均球速は前回登板を上回る100.4マイル(約161.6キロ)をマーク。7回表の先頭打者バクストンに四球を与えてパーフェクト投球が終了すると、続く2番ワルナーに6号2ランを被弾。キャリア初被安打、初失点を喫したところでマウンドを降りたが、打線の大量援護に恵まれ、今季2勝目を手にした。
ブリュワーズは4回表にウィリアム・コントレラスの犠飛で1点を先制。6回表にはジャクソン・チョーリオ、クリスチャン・イエリッチの連続タイムリーで2点を追加し、ミジオロウスキーを援護した。イエリッチは9回表まで4イニング連続で適時打を放ち、球団最多に並ぶ1試合8打点の大暴れ。17得点の大勝で2連勝を収めた。