11号本塁打を放ったカージナルスのラーズ・ヌートバー(写真=GettyImages)

○ カージナルス 8-7 カブス ●
<現地時間6月24日 ブッシュ・スタジアム>

 セントルイス・カージナルスが同地区首位カブスに2連勝。ラーズ・ヌートバー外野手(27)は「5番・左翼手」でフル出場し、2試合連発となる11号本塁打を放った。

 スコアレスの2回裏、無死一塁でヌートバーが第1打席を迎えると、カブス先発の右腕タイヨンのカットボールを振り抜き、右翼ブルペンに飛び込む11号2ラン。打球速度107.6マイル(約173.2キロ)、飛距離412フィート(約126メートル)の放物線を描き、前日のカード初戦に続いて先制点をもたらした。

 先制直後の3回表に鈴木誠也の21号3ランなど一挙5点を失うも、その裏に2番メイシン・ウィンが7号2ラン、続く4回裏には7番ノーラン・ゴーマンが6号ソロを放って再び試合を振り出しに。さらに、先発右腕タイヨンから一死一、二塁と好機を作り、ウィンの2点適時二塁打でリードを奪い返した。

 なおも、一死二塁という好機で3番アレク・バールソンが中堅フェンス際へのフライを放つと、アウトカウントを間違えていた中堅手クロー・アームストロングの捕球後の隙を突き、二塁走者ウィンが一気に本塁生還。最終的に勝負を分ける8点目をもぎ取った。

 その後、スコア8対7と1点差まで詰め寄られ、9回表には二死一、三塁とピンチを招いたが、守護神ライアン・ヘルズリーが逃げ切って今季15セーブ目。本拠地4連戦を2勝0敗で折り返し、首位カブスまで2.5ゲーム差としている。

 この試合のヌートバーは3打数1安打、1本塁打、2打点、1四球、1三振という内容で6試合連続安打をマーク。6月は長く不調に陥っていたが、19日のホワイトソックス戦で18試合ぶりとなる9号ソロを放つと、直近5試合で3本塁打と復調。今季成績は打率.230、11本塁打、OPS.725となっている。

 カブスの鈴木は5月25日のレッズ戦以来、約1ヶ月ぶりの猛打賞を記録し、今季79戦目にして早くも昨季の自己最多に並ぶ本塁打数をマーク。打点部門ではエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)と並び、ナショナル・リーグ1位タイに浮上している。

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ベースボールキング編集部

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