● カージナルス 0 - 3 カブス ○
<現地時間6月26日 ブッシュ・スタジアム>
左太もも裏を痛め戦列を離れていた今永昇太投手(31)が26日(日本時間27日)、敵地でのカージナルス戦に先発登板。5回1安打無失点の快投で4勝目(2敗)を挙げ、復帰戦を白星で飾った。「3番・指名打者」でフル出場した鈴木誠也外野手(30)は3打数無安打1四球で2試合連続のノーヒット。カブスは完封勝利で2連勝とし、貯金は再び「15」となった。
5月4日(同5日)のブリュワーズ戦で一塁ベースカバーに走った際に左太もも裏を負傷し、これが53日ぶりのメジャー復帰登板となった今永。その初回、一死から内野安打での出塁を許したものの、後続を打ち取り無失点スタートを切った。
1点リードで迎えた2回はわずか7球で3者凡退に仕留めると、3回も一死から連続三振を奪うなど3人でピシャリ。4回は二死からこの試合初の四球を与えたが、最後は5番・アレナドを捕邪飛に仕留め危なげなくゼロを並べた。
5回も3者凡退でゼロを刻み、復帰戦は5回77球、1安打無失点、3奪三振1四球の内容でお役御免。勝利投手の権利をつかみ、防御率は2.54となった。
カブスはリリーフ陣も無失点でつなぎ、完封リレーで2連勝。打線は2回に6番・ブッシュの13号ソロで先制点を奪うと、2点リードで迎えた8回は見事な足攻めが決まり貴重な3点目を加えた。鈴木は3打数無安打1四球で2試合連続のノーヒット。今季の打率は.256、OPSは.847となった。