◆ 内野の要として2大会連続の参戦へ
現地時間26日、カンザスシティ・ロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手(25)が2026年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にアメリカ代表として参戦することを発表した。
主将のアーロン・ジャッジ、エース候補のポール・スキーンズに続いて代表入りが決まったウィットJr.。MLBデビュー翌年に行われた前回大会では、侍ジャパンとの決勝戦で代走を務めるなど、主に内野の控えとして参戦。今大会はレギュラー遊撃手を務める見込みとなっており、「このチーム、そしてこの国が金メダルを得るための助けになりたい」と意気込んでいる。
2019年のドラフト全体2位指名でロイヤルズに入団したウィットJr.は、2022年にMLBデビューを飾り、翌2023年から2年連続で「30本塁打-30盗塁」をマーク。特に昨季は打率.332、211安打、32本塁打、109打点、31盗塁、OPS.977という好成績を残して首位打者と最多安打の2冠に輝き、アメリカン・リーグのMVP投票でジャッジに次ぐ2位に選出された。今季は開幕から全81試合に出場して打率.278、10本塁打、21盗塁、OPS.812を記録している。