◆ 自己最速163.7キロ計測、2登板連続の無失点スタート
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が現地時間28日のロイヤルズ戦に「1番投手兼指名打者」で先発出場。復帰後初めて2イニングを投げ、無失点に抑えた。
再び中5日で敵地マウンドに上がった大谷。一死から昨季首位打者の2番ウィットJr.に左前安打を浴び、3番ガルシアには四球を与えて一死一、二塁と走者を溜めた。それでも4番パスクアンティノを速球攻めで追い込んで3球目、球速101.7マイル(約163.7キロ)のフォーシームで二ゴロ併殺打。MLBでの自己最速となる一球で先制のピンチを切り抜けた。
14球で初回を終えた大谷は、復帰後初めて2イニング目に続投。5番ぺレスを中直とすると、新人の6番カグリオンに対してはカウント1-2と追い込み、低めのスライダーで空振り三振を奪った。7番ロフティンを捕邪飛に仕留めて三者凡退に抑え、2回27球を投げて1被安打、1四球、1奪三振、無失点という投球。22日のパドレス戦に続いて立ち上がりをゼロに封じ、オープナーとしての役目を果たした。