◆ 初回13失点と課題を残す今シーズンの投球
中日がDeNAに3-4で敗戦した。先発の髙橋宏斗が初回に4点を失う苦しい展開の中、打線が上林誠知の第10号ソロ、ボスラーの第5号ソロ、板山祐太郎の犠飛で1点差まで詰め寄るもあと一歩及ばず。髙橋は今季8敗目を喫した。
髙橋の投球について、2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で話題に。番組MCの高木豊氏が「初回の失点率が高い。今シーズンだけで13失点している」と指摘した。この日も初回以降は1安打に抑えるなど安定した投球を見せていた。
解説を務めた野村弘樹氏は「(内野守備で)照明が目に入ったりとアンラッキーな部分はあったが…ドラゴンズとしては勝ち勘定に入れている投手。10勝から15勝はできると踏んで髙橋を送り出している。2勝8敗が逆になってとまでは言わないですけど、苦しいチーム状況が髙橋の成績に表われてしまっている」チーム状況に言及。髙橋本人については、「これだけ立ち上がりやられてるというのは本人が一番分かっているとは思うんですよ。意識しすぎても良くないし、気にしなければならないし。気にしながらの登板だとは思うんですけど…勝ちがついてリズムができると変わってくると思うので前向きにやってほしい」とエールを送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』