◆ レジェンド左腕の偉業達成に本拠地大歓声
ロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が現地時間2日のホワイトソックス戦に先発登板。6回までに3三振を奪い、MLB通算3000奪三振を達成した。
通算2997奪三振でこの試合を迎えたカーショーは3回表、5回表とそれぞれ1三振を奪って記録達成に王手をかけた。そして6回表、二死走者無しの場面で9番カプラをカウント1-2と追い込むと、最後は外角低めいっぱいのスライダーで見逃し三振。MLB史上20人目、現役ではマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーに次いで3人目となる偉業を成し遂げ、本拠地は大歓声に包まれた。
カーショーは2006年のドラフトで球団1巡目指名を受けて入団。2008年のMLBデビューからドジャース一筋18年で通算216勝をマークし、サイ・ヤング賞に3度輝いた実績を持つ。オフに受けた左足つま先、左膝半月板の手術により今季開幕に出遅れるも、5月17日のエンゼルス戦で復帰。ここまで8試合に先発して無傷の4勝、防御率3.03と好成績を残している。