日本野球機構(NPB)は、7月2日(水)、甲子園球場で行われた阪神-巨人の14回戦に於いて、「リクエスト」の映像検証後の判定に異議申し立てをした巨人・阿部慎之助監督に対し、厳重注意と制裁金10万円の制裁を科したことを発表した。
8回裏二死一・二塁の場面で、阪神・大山の放った遊ゴロを、巨人・泉口がはじき、カバーに入った吉川が本塁へ送球し、山本貴球審はアウトを宣告。これに対して阪神・藤川監督からリクエストが行使され、映像検証の結果、判定がセーフに。直後、投手交代を告げる為に出てきた阿部監督は、山本貴球審に判定に対して異議を唱え、その後、吉本責任審判員がリクエストに対する異議申し立てはできず退場となる旨を注意したものの、阿部監督は引き下がらなかったため退場が宣告された。