DeNAは3日、中日との試合(横浜)に8-5で勝利。0-3で迎えた1回裏、松尾汐恩と井上絢登の適時打などで3点を挙げ同点とすると、4回裏に井上が勝ち越しのソロ、5回裏には佐野恵太の適時二塁打でリードを広げた。投げては、先発・小園健太が5回3失点と試合をつくりプロ初勝利を飾った。
3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』では、4年目でプロ初勝利を挙げた小園健太をフォーカス。
この日解説で出演していた大矢明彦氏は「ツーシームに初回はすごく頼って、打ち取る形のピッチングをしているのが上手くはまらずに捕まりましたよね。でも2回・3回が一番きつかったと思うんです。あそこで打たれていたらおそらく交代していたと思う。あの辺でスライダーに球種を変えていった。松尾も考えがあったと思うんですけど、この辺から呼吸がぴったり合っていったことが、勝利に結びついていったのかなと思いますね」と一定の評価をしつつ、「ただもう少しツーシームなんかでも、ボールを低めに集めないと捕まる時は捕まりますよね…」と課題についても指摘。
同じく解説で出演していた館山昌平氏は「立ち上がりのところでやはり不安はあると思うんですよね。昨年やられてしまって初回3点取られてしまって、今年もか…と思ったと思うんですけどよく立ち直りましたよね。特にスライダーを軸にアウト取ることが出来てファームでやってきたことを今後、次回登板以降に出してくると思いますね」と今後の投球にも期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』