〇 カブス 1x-0 ガーディアンズ ●
<現地時間7月3日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがガーディアンズとの本拠地3連戦をスイープ。鈴木誠也外野手(30)は「3番・右翼手」でフル出場し、3試合連続安打を記録した。
ガーディアンズ先発は今季初先発の2年目左腕カンティーヨ。初回、二死走者無しでの第1打席はカウント1-0から外角いっぱいのフォーシームをライト前に弾き返し、チーム初安打を記録した。
3回裏には二死一、二塁と先制の好機で第2打席を迎えるも、カーブ2球で追い込まれ、外角低めへの3球目チェンジアップで空振り三振。6回裏、3番手右腕スミスに対する第3打席では、カウント2-2から低めのスプリットで2打席連続の空振り三振に倒れた。
カブスは新人右腕ケイド・ホートンが今季最長の7イニングを90球で投げ切り、無失点と好投。しかし、打線がわずか2安打に抑え込まれ、両軍スコアレスで9回裏を迎えた。再びイニングの先頭で第4打席を迎えた鈴木は、守護神クレースに対して右飛で凡退。試合はスコア0対0のまま延長タイブレークに突入した。
そして、5番手右腕クリス・フレクセンが延長10回表を三者凡退に封じると、打線は10回裏に一死三塁と好機を作り、8番マット・ショウが中犠飛を放ってサヨナラ勝利。同日の試合に敗れた地区2位ブリュワーズとの差を4ゲームに拡大している。
この試合の鈴木は4打数1安打、2三振という内容で、今季成績は打率.261、23本塁打、73打点、OPS.865。ナショナル・リーグ打点部門2位のエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)との差は3打点となっている。