阪神・熊谷敬宥「ビックリしましたけど」…「いつも通り出来た」久々スタメン出場で2安打3打点！

● DeNA 0 － 3 阪神 ○
＜13回戦・横浜＞

　阪神の熊谷敬宥が5日のDeNA戦、2安打3打点の活躍で、チームの7連勝に貢献した。

　6月13日の楽天戦以来となるスタメン出場となった熊谷は、0－0の4回二死一、三塁の第2打席、「大山さんと右京が2アウトから繋いでくれたので、何とか返そうという気持ちでやっていました」と、大貫晋一が2ボール1ストライクから投じた4球目のスライダーをレフトフェンス直撃の2点適時三塁打。これが熊谷にとって、嬉しいプロ初の三塁打となった。

　続く2－0の6回無死一、三塁の第3打席は、「内野手も中間守備をしていたので何とか事を起こそうかなという気持ちでやっていたので、結果的に良かったかなと思います」と、大貫が1ボール2ストライクから投じた5球目の142キロツーシームをライト前に弾き返す2打席連続適時打。

　3－0の8回二死走者なしの第4打席では、立教大の後輩・颯とプロ初対決。3ボール2ストライクからの6球目のストレートを打ちにいくも二ゴロに倒れた。

　熊谷は試合後のヒーローインタビューで、久しぶりのスタメン出場に「ビックリしましたけど、いつも準備しているのでいつも通り出来たかなと思います」と話した。

　その後の取材で、「（その気持ちは）常に持ちながらじゃないと。良い選手もファームにいますし、常に競争なので。その中で結果を出すだけかなと思います。いつでも行ける準備はしていますし、どこを守っても良いように準備している。そこの気持ちは変わらず持ち続けて行きたいです」と気を引き締めた。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗）