● カブス 6-8 カージナルス ○
<現地時間7月5日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが同地区3位カージナルスとの本拠地カード2戦目に逆転負け。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、2023年の自己最多を上回る今季75打点目を記録した。
序盤から点の取り合いとなったこの試合。カブスは初回に2点の先制リードを与えるも、前日3本塁打のマイケル・ブッシュが2回裏に18号ソロを放つなど反撃を見せ、6回裏にスコア4対3と一時逆転に成功した。ところが、2点リードの8回表に6番手右腕ブラッド・ケラーが誤算となり、2本塁打を浴びるなど一挙5失点。再びカージナルスに先行を許した。
3点を追う8回裏、鈴木が二死一塁で第5打席を迎えると、4番手左腕ロメロの外角チェンジアップに上手くバットを合わせ、左中間突破の適時二塁打。この一打で2点差に追い上げるも反撃及ばず、カブスの連勝は「4」でストップした。
この試合の鈴木は4打数1安打、1打点、1四球、2三振という内容。7月に入ってから全5試合で安打を放ち、計6打点を好調をキープしている。今季成績を打率.261、24本塁打、75打点、OPS.869とし、ナショナル・リーグ打点部門2位のエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)、ピート・アロンソ(メッツ)との差が2打点となっている。