◆ 復帰2戦目から5イニング連続無失点
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が現地時間5日のアストロズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。2回無失点と好投し、31歳の誕生日に花を添えた。
中6日で復帰4戦目の先発マウンドに上がった大谷。現地時間7月5日、日米通じて初の“バースデー登板”で前日18得点の好調打線と対峙した。初回は1番パレデスに先頭安打を許すも、2番スミスを内角のフォーシームで詰まらせ、二ゴロ併殺打。3番アルテューベも遊ゴロに打ち取り、わずか10球で無失点に抑えた。
直後の1回裏、打者・大谷は一ゴロに倒れるも、続くムーキー・ベッツが11号ソロを放って先制。援護を貰った投手・大谷は、2回表の先頭ウォーカーをスライダー、5番カラティニ、6番ディアスをそれぞれスイーパーで3者連続の空振り三振。前回登板に続いて2イニングを投げ、3回表からブルペン陣にバトンを託した。
大谷は復帰後最多の31球を投げ、2回1被安打、3奪三振、無失点という投球。最速100.9マイル(約162.4キロ)を計測した。6月16日の復帰戦こそ1点を失ったものの、2戦目からは計5イニングで無失点投球を続けている。