◆ 小笠原所属のナショナルズが新体制へ
ワシントン・ナショナルズは現地時間7日、今季ベンチコーチを務めていたミゲル・カイロ氏(51)が監督代行に就任することを発表した。
カイロ氏は1996年に内野手としてMLBデビューを飾り、2012年まで9球団でプレー。現役引退後はコーチやコーディネーター職を歴任し、昨季からベンチコーチとしてナショナルズに加入。ホワイトソックス所属時の2022年にも監督代行を務めており、今回がキャリア2度目の指揮となる。
小笠原慎之介がMLBデビューを飾った現地6日のレッドソックス戦に敗れた直後、ナショナルズはマイク・リゾGMとデーブ・マルティネス監督の解任を発表していた。リゾ氏は2009年、マルティネス氏は2018年からチームを率い、2019年には球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献。しかし、2021年にチームの再建を初めてから4シーズンで3度の地区最下位と低迷が続き、今季も37勝53敗で最下位に沈んでいる。