○ ツインズ 8-1 カブス ●
<現地時間7月8日 ターゲット・フィールド>
シカゴ・カブスがツインズとの敵地カード初戦に完敗。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場するも、6試合連続安打がストップ。先発登板した今永昇太投手(31)は6回2失点という投球で今季3敗目を喫した。
中5日で敵地マウンドに上がった今永は初回、先頭打者バクストン、2番ジェファーズと2者連続で左翼線への二塁打を浴び、いきなり先制点を献上。さらに、一死一、三塁から5番ルイスに犠飛を打たれ、2点を失う立ち上がりとなった。
それでも、二死二塁と続いたピンチで6番ベイダーを三球三振に仕留めて1回裏を終えると、2・3回と三者凡退を続けて立ち直りを見せた。4回裏には二死から安打と盗塁を許して得点圏に走者を背負ったが、7番フランスを左直に打ち取り、追加点は与えず。5回裏には再び三者凡退を記録した。
6回裏には先頭の2番ジェファーズに安打を許すも、後続を3本の外野フライに打ち取って無失点。二死から5番ルイスには左中間深くへの大飛球を浴びたが、結果的に左飛となり、マウンド上で安堵の表情を見せた。83球という球数ながら、この回限りで降板。復帰後初のクオリティ・スタートを達成したものの、打線の援護がなかった。
その後、カブスは8回裏に3番手右腕ポーター・ホッジが3発の本塁打を浴びるなど6失点の大炎上。敵地6連戦の初戦を落とし、地区2位ブリュワーズとの差が2.5ゲームに縮まっている。
この試合の今永は6回83球を投げて5被安打、無四球、1奪三振、2失点という投球で、復帰後3連勝を飾ることはできず。今季11試合目を終えて成績を5勝3敗、防御率2.80としている。
鈴木は3回表に二死一、三塁、8回表には無死一、二塁の好機で打席が回ってきたが、いずれの打席も空振り三振を喫し、この試合3打数無安打、1四球という内容。今季成績は打率.261、25本塁打、77打点、OPS.875となっている。