31号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平(写真=GettyImages)

○ ブリュワーズ 3-1 ドジャース ●
<現地時間7月8日 アメリカンファミリー・フィールド>

 ロサンゼルス・ドジャースが今季ワーストの5連敗。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場して31号本塁打を放ち、球団の前半戦における最多本塁打記録を更新した。

 ブリュワーズ先発は今季6月にMLBデビューを飾ったばかりの右腕ミジオロウスキー。身長201センチという体格から160キロ超えの速球を投げ込むルーキーに対する初回の第1打席は、2球で追い込まれながらも、真ん中低めへの3球目カーブを豪快に振り抜き、中堅バックスクリーンへ31号先頭打者アーチ。打球速度108.4マイル(約174.5キロ)、飛距離431フィート(約131メートル)という一発で貴重な先制点を奪った。

 1点リードの3回表、無死二塁の好機で第2打席を迎えるも、ミジオロウスキーがこの試合の最速101.6マイル(約163.5キロ)を記録するなどカウント2-2と追い込まれ、低めボールゾーンに落ちるカーブで空振り三振。後続も打ち取られ、追加点を挙げることはできなかった。

 その後、ドジャース打線はミジオロウスキーに対して4回終了までに10三振と苦戦。4回裏には先発左腕カーショーが打者2巡目に入った相手打線に捕まり、1対2と逆転を許した。1点を追う6回表、先頭として第3打席を迎えた大谷はフルカウントから四球を選び、2番ムーキー・ベッツも繋いで無死一、二塁とチャンスメイク。しかし、相手の好守備に阻まれるなど決定打が出ず、この回も無得点に終わった。

 なおも1点ビハインドの8回表、一死走者無しでの第4打席は3番手右腕ウリーベに対し、カウント1-1から低めのシンカーで二ゴロに倒れた。ドジャースは直後の8回裏にブルペン陣がダメ押し点を与え、2カード連続の負け越し。先発カーショーが今季10戦目にして初黒星を喫した。

 この試合の大谷は3打数1安打、1本塁打、1打点、1三振という内容で7試合ぶり、31歳の誕生日を迎えてから初の本塁打を記録。今季成績を打率.281、31本塁打、57打点、OPS.998とし、ナショナル・リーグ本塁打部門2位のエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)との差を3本に拡大している。

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ベースボールキング編集部

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