阪神は10日、広島との試合(マツダスタジアム)に6-3で逆転勝利。2年ぶりの11連勝を飾り、貯金は「18」となった。
2点ビハインドの7回、代打・糸原健斗の犠飛で1点を返すと、二死一・二塁のチャンスから中野拓夢・森下翔太・佐藤輝明の3連続適時打で逆転に成功。その後は自慢のリリーフ陣がしっかりとリードを守り11連勝、さらには3カード連続のスイープとなった。
鮮やかな逆転勝ちを収めた阪神の打線について、10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「やっぱりポイントは逆転された直後の7回表の攻撃ですよね。先頭の豊田がフォアボールを選んだんですけど、普通なら打って出塁とか思いますけど、1球も振らずにフォアボールで出塁するんですよね」と話し、
続けて「代打の前川も当たりは良くなかったですけど繋いで、坂本がしっかりと送って、糸原が犠牲フライ。下位打線でしっかりと1点を取って上位に回すというところですよね。それで近本は四球、中野が打って同点になったので、クリーンナップは思い切っていくだけですから、この回を見ると阪神の今の勢いが十分に出ていたなと思います。豊田もそうですけど、自分の役割を1人1人がしっかりとやっているというところですよね」と阪神打線の“線”としての繋がりに着目した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』