◆ 今季最長イニングで4奪三振、無失点の快投
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が現地時間12日のジャイアンツ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。3回無失点と好投し、オープナーとしての役目を果たした。
中6日で復帰5戦目を迎えた大谷は初回、登板から7球連続フォーシームを投じて先頭のヤストレムスキー、2番ラモスを連続三振に仕留めると、3番ディバースに対してはカウント1-2から低めのスライダーで3者連続の空振り三振。現地5日の前回登板から6者連続三振となる好スタートを切った。
打線が1点を先制した直後の2回裏は二死から四球で走者を出すも、7番シュミットを遊飛に打ち取ってリードを守った。さらに、復帰後初めて3イニング目にも続投し、一死から9番ベイリーを外角低めいっぱいのスライダーで三球三振。1番ヤストレムスキーに右前安打を浴びてこの回も走者を背負ったが、2番ラモスを中飛に仕留め、無失点でマウンドを降りた。
この試合の大谷は今季最長の3回36球を投げて1被安打、1四球、4奪三振、無失点という投球。最速99.9マイル(約160.8キロ)を計測した。6月16日の復帰戦こそ1点を失ったものの、2戦目からは計8イニングを無失点に抑え続け、ここまで防御率1.00を記録している。