◆ 前半戦2冠の正捕手がWBC初参戦へ
現地時間14日、シアトル・マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が2026年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にアメリカ代表として参戦することを発表した。
既に代表入りが決まっている主将のアーロン・ジャッジ、エース候補の昨季新人王ポール・スキーンズ、スター遊撃手のウィットJr.という錚々たる面々に強打の正捕手が加わった。ローリーは現地15日に行われるオールスターゲームの前日会見にてWBCへの参加を表明。「USAの文字を胸に戦うことは、夢のようだ」と喜びを語った。
スイッチヒッターのローリーは2018年のドラフトでマリナーズに入団し、2021年にMLBデビュー。レギュラーに定着した2022年に27本塁打、翌2023年には30本塁打を放つと、昨季は34本塁打、100打点を記録した上、ア・リーグ捕手部門のゴールドグラブ賞に輝いた。開幕前に6年1億5000万ドルの延長契約を結んで臨んだ今季は、前半戦で打率.259、38本塁打、82打点、OPS1.010の好成績を残し、本塁打と打点の2部門でMLB全体トップに立っている。