◆ 4度の満塁の好機を生かせず…岩本氏「後手に回っちゃだめだよ」
オリックスは15日、楽天戦で延長10回・6-7と競り負けた。打線は16安打を放つも19残塁。あと1本が出ず、3連敗を喫した。
15日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した真中満氏は、オリックスの攻撃を「点数は取ったが、残塁もちょっと多かった。いいチャンスがいっぱいあったが…」と振り返り、特に3回・5回・8回・10回と4度の満塁の好機で無安打に終わった廣岡大志に対し「なかなか1本が出なくて悔しかっただろう」と語った。
廣岡の打撃内容について、岩本勉氏が「イニングの初めに打席に入ると良い安打を打っていたが、走者がいたときに結果が出なかった。3打席目、4打席目と結果が出ず、その後も再三走者がいるだけで1人で14残塁していた」と指摘した上で「どうやって切り替えたらいいのか」と問いかけると、佐伯貴弘氏は「結果球は難しい球ばかりなのでそれを悔やむよりも、その前の過程の球を結構打ち損じたり見逃したりしていることを反省してほしい。そうやって切り替えて考え方を変えたら、脱することができると思う」と自身の経験を踏まえて助言を送った。
さらに真中氏が「気持ちを切り替えていくしかないけれど、これはやむを得ないと思う。明日からまた気にせずに頑張ってほしい」と期待を込めると、岩本氏も「良い所で打てる打者なだけにね。後手に回っちゃだめだよ廣岡君。初球から頑張ろう」と激励した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』