◆ 現役最多11度目のオールスターゲーム
ロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が現地時間15日、アトランタ・ブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークにて行われたオールスターゲームにナショナル・リーグの2番手として登板した。
カーショーは2点リードの2回表にリリーフ登板。チームメイトのウィル・スミスとバッテリーを組み、3年ぶりの球宴マウンドに上がった。ホームランダービー王者の4番カル・ローリー(マリナーズ)にはレフトへ強烈なライナーを打たれたが、左翼手カイル・タッカー(カブス)が好捕。続く5番ウラジーミル・ゲレロJr.(ブルージェイズ)からは低めのスライダーで見逃し三振を奪った。ここでデーブ・ロバーツ監督が投手交代を告げてマウンドに向かい、カーショーは拍手喝采を受けながらベンチへ下がった。
サイ・ヤング賞3度、通算216勝の実績を誇るカーショーは今季10試合に先発して4勝1敗、防御率3.38という成績。7月2日の本拠地ホワイトソックス戦ではMLB史上20人目となる通算3000奪三振を成し遂げた。コミッショナーを務めるロブ・マンフレッド氏の推薦により、エンゼルスのマイク・トラウトに並んで現役最多11度目の球宴選出。本拠地開催だった2022年以来、通算8度目の登板となった。