◆ 先発・藤井聖の力投も実らず…野村氏「どうせなら9回も投げてほしかった」
楽天は16日、オリックスに0-1xとサヨナラ負けを喫した。先発・藤井聖が8回117球、6安打4奪三振2四球無失点の力投を見せるも、9回に登板した守護神・則本昂大が、2死から中川圭太に痛恨の一発を浴びた。
先発の藤井は、2回途中6失点と苦しんだ前回登板のリベンジを果たしたが、勝ち星とはならなかった。16日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した野村弘樹氏は「どうせなら9回も投げてほしかった。オールスター前最後の登板だと思うので、上がるかなと思ったが…。相手先発・田嶋大樹は135球で完封した。藤井がもう1イニング投げても130球くらいじゃないか。2人で130球投げ合って9回無失点だとかっこよかった。ベンチのプランだと思うので何とも言えないが」と試合の明暗を分けた投手交代を振り返った。
さらに齊藤明雄氏が「両監督の度量の差が出たのではないか。投手出身のオリックス・岸田監督と、野手出身の楽天・三木監督の違いが出たと思う」と指摘すると、高木豊氏も「最後まで投げた田嶋に白星が付いたので、いかにマウンドを降りないかということが大事」だと語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』