◆ オールスター明け初アーチは137メートル特大弾
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間19日のブリュワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第2打席で33号本塁打を放った。
ブリュワーズ先発は前半戦でナ・リーグ最多11勝を挙げた右腕ペラルタ。初回の第1打席はフルカウントから低めボールゾーンに沈むカーブで空振り三振を喫した。
4点先制を許した直後の3回裏、無死一塁で第2打席を迎えると、ど真ん中への初球チェンジアップを振り抜き、打った瞬間に本塁打を確信。左中間スタンド上段に打球速度113.9マイル(約183.3キロ)、今季自身最長448フィート(約137メートル)後半戦初アーチを運び、反撃の狼煙を上げた。
同日の試合ではダイヤモンドバックスのエウヘニオ・スアレスが2打席連発の33号本塁打を放ってナ・リーグ単独トップに立っていたが、この一発で大谷が1位タイに再浮上。32号本塁打を放ったフィリーズのカイル・シュワーバーを含め、三つ巴の争いとなっている。