● ドジャース 5-6 ブリュワーズ ○
<現地時間7月20日 ドジャー・スタジアム>
ミルウォーキー・ブリュワーズが西地区首位ドジャースとの敵地3連戦をスイープ。同日の試合に敗れたカブスと58勝40敗で並び、ナショナル・リーグ中地区の首位タイに浮上している。
オールスターブレークを挟んで9連勝と勢いに乗るブリュワーズは3回裏、大谷翔平に34号2ランを浴びるなど3点先制を許すも、直後の4回表に打線が先発左腕カーショーを攻め立て3得点。ドジャースの守備の乱れにつけ入り、試合を振り出しに戻した。
5回裏にも8番ルイーズの1号ソロで勝ち越しを許したが、直後の6回表に相手ブルペン陣を攻略してすぐさま同点に。さらに、二死満塁と好機を作ってイニング3投手目の右腕クラインを引きずり出すと、キャリア初めて4番起用のアイザック・コリンズが2点適時打を放ち、逆転に成功した。
9回裏には5番手右腕アブナー・ウリーベが1点差まで迫られ、なおも二死満塁とピンチを招いたものの、最後は1番ベッツを中直に打ち取って逃げ切り、現地7日から行われた本拠地カードを含めて6連勝。ドジャースとの年間6試合以上の対戦を全勝するのは1994年のブレーブス(6勝)、2006年のカージナルス(7勝)に続いて3例目となった。