● ホワイトソックス 1-6 カブス ○
<現地時間7月26日 レート・フィールド>
シカゴ・カブスがホワイトソックスとの“クロスタウン・シリーズ”2戦目に勝利。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、3試合ぶりの安打を放った。
連敗中のカブス打線はホワイトソックスの先発右腕シバイルに対して打者1巡をパーフェクトに封じ込まれる立ち上がり。4回表に鈴木がチーム初安打を放ち、続く5回表には連打から無死一、二塁と先制の好機を作ったが、どちらも得点には繋がらず。両軍スコアレスで試合を折り返した。
それでも先発の新人右腕ケイド・ホートンが6回まで無失点と好投を見せると、7回表にイアン・ハップが均衡を破る14号先制ソロ。さらに、新人マット・ショウが6号2ランで続き、一挙3点をリードした。
続く8回表にもダンズビー・スワンソンの2点適時打、ショウの押し出し四球と3点を加えて先発全員安打の快勝。ナショナル・リーグ中地区の単独首位に立っていたブリュワーズが同日のマーリンズ戦に敗れたため、カブスが同率首位に再浮上している。
この試合の鈴木は5打数1安打、2三振という内容。今季成績は打率.254、26本塁打、81打点、OPS.837となった。オールスターゲーム明け初戦だった現地18日のレッドソックス戦で3ラン本塁打を放ったものの、以降7試合ではわずか1打点に止まり、ナ・リーグ打点部門の3位タイに後退。1位のエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)まで6打点差がついている。