◆ 脚の痙攣による降板と球団発表
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が現地時間30日のレッズ戦に「2番・投手兼指名打者」で先発出場。4回途中2失点という投球で降板した。
中8日で敵地マウンドに上がった大谷は初回、昨季チームメイトの1番ラックスに二塁打を浴びてピンチを背負った。2番マクレーンからスイーパーで空振り三振を奪うも、3番デラクルーズの中前適時打で先制点を献上。4番ヘイズを空振り三振、5番マルテを遊ゴロと後続を断ったが、2試合続けて先制を許す立ち上がりとなった。
2回裏は2三振を奪いながら二死一、二塁とピンチを招いたものの、1番ラックスを二ゴロに打ち取って追加点は許さず。3回裏は2番マクレーンからの好打順をわずか8球で三者凡退に打ち取った。
ドジャースは4回表、フレディ・フリーマンの11号2ランでスコア2対1と逆転。援護を貰った大谷は今季初めて4イニング目に続投するも、先頭打者マルテに三塁強襲の内野安打を許すと、2球連続の暴投を喫するなど6番スティーブンソンにストレートの四球。続く7番スティアにもボールが2球続いたところでデーブ・ロバーツ監督がマウンドに向かい、投手交代が告げられた。
2番手左腕アンソニー・バンダが大谷の残した三塁走者を生還させ、大谷は3回0/3、今季最多51球を投げて5被安打、1四球、4奪三振、2失点という投球。ここまで7登板で計11イニングを投げ、防御率2.40を記録している。