◆ メッツがトレードデッドラインも積極補強
現地時間30日、ニューヨーク・メッツがセントルイス・カージナルスとのトレード成立を発表。ライアン・ヘルズリー投手(31)を獲得し、対価として球団内8位有望株のヘスス・バエス内野手(20)、同14位のネート・ドーム投手(22)、ランキング外のフランク・エリサルト投手(23)の3名をカージナルスに放出した。
ヘルズリーは2015年のドラフトでカージナルスに入団し、2019年のMLBデビューから通算275登板で105セーブを記録。2022年から守護神に定着すると、昨季は球団最多記録の49セーブを挙げ、セーブ王のタイトルを獲得。自身2度目のオールスターゲーム出場も果たした。今季はここまで36登板で3勝1敗21セーブ、防御率3.00という成績。今季終了後のFAを予定している。
ナショナル・リーグ東地区の首位に立つメッツはこの数時間前にジャイアンツとも1対3のトレードを成立させ、今季53登板のアンダースロー右腕タイラー・ロジャーズを獲得。現地25日にオリオールズから加入した左腕グレゴリー・ソトを含め、早くも今夏3人のブルペン補強を遂行した。