○ ブリュワーズ 8-2 ナショナルズ ●
<現地時間8月2日 ナショナルズ・パーク>
ワシントン・ナショナルズが中地区首位ブリュワーズにカード負け越し。2番手としてリリーフ登板した小笠原慎之介投手(27)は3回2失点という投球だった。
前日に再昇格を果たした小笠原は3点ビハインドの5回表から登板。先頭の4番イエリッチを四球で歩かせるも、5番コリンズを中飛、前日2本塁打の6番パーキンスを投ゴロ。鋭いピッチャー返しを好反応で抑え、併殺に打ち取った。
6回表には安打と味方の失策から一死一、二塁とピンチを迎えるも、1番ロックリッジを見逃し三振。2番コントレラスも中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。ミゲル・カイロ監督代行が退場処分となる中で迎えた7回表にも先頭安打を許したが、4番イエリッチを外角低めいっぱいのスライダーで見逃し三振。5番コリンズを遊ゴロ併殺とし、スコアボードにゼロを並べた。
4イニング目の8回表にも続投したが、先頭の6番パーキンス、7番トゥラングに連続二塁打を浴びて1点を失った。8番サイグラーにはバント安打を許し、無死一、三塁としたところで降板。後続投手が小笠原の残した走者を生還させ、2失点目が記録された。
小笠原は7月6日のレッドソックス戦でMLBデビューを飾るも、3回途中4失点で黒星。同12日のブリュワーズ戦では4回3失点に終わり、マイナーに再降格していた。初リリーフとなったこの試合は3回0/3、60球を投げて5被安打、1四球、2奪三振、2失点という投球。ここまで3登板で防御率8.38を記録している。