『6・7月度JERAセ・リーグAWARD』は中日のJ.ボスラー

◆ 2023年より新設されたリーグ公式表彰

 セ・リーグ公式配信番組「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」が4日に配信され、番組内で『6・7月度 JERAセ・リーグAWARD』の公開選考会を実施。中日のJ.ボスラーが月間大賞に輝いた。

 『JERAセ・リーグAWARD』は2023年より新設されたリーグ公式表彰で、JERAセ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セ・パ交流戦を除く)において、公式記録員が当該試合で“勝利に最も貢献した選手”を1名選出。この回数を月単位でチーム別に集計し、ノミネート回数が最も多かった選手が各球団の代表として公開選考会に進む。

 6名の代表選手は翌月の「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」の番組内で実施される公開選考会に進み、レジェンドOBたちの討論によって1名の月間大賞を選定。表彰選手には(株)JERAより賞金が贈られる。

 今回は候補争いも熾烈となった中、公開選考会も議論が白熱。レジェンドが「今月も本当に難しい……」と口を揃えた合議の末に、6名の投票で5票を獲得(佐々木主浩氏・前田智徳氏・高橋由伸氏・川上憲伸氏・鳥谷敬氏)したJ.ボスラーが、1票(宮本慎也氏)の東克樹をおさえて受賞した。

 番組に出演した鳥谷敬氏は「中日が上に上がってきた1つの要因としてはボスラー選手の活躍が大きいと思う」と話し、中日OBの川上憲伸氏は「日本の配球をしっかり勉強してるのか、自分の有利なカウントに持っていけてますし、インコース低めのスライダーをしっかり見送って、浮いた球をスタンドインさせたりと、読みが当たってますし状態良いですね」と評価した。

◆ 6・7月度 JERAセ・リーグAWARD

【中日】

J.ボスラー

(6・7月度成績)※交流戦除く

25試合 100打数 31安打 打率.310 4本塁打 18打点

▼ 6・7月度の球団代表選手

巨人:F.グリフィン

阪神:佐藤輝明

DeNA:東克樹

広島:大瀬良大地

ヤクルト:赤羽由紘

中日:J.ボスラー

もっと読む